「働きながら、学べる」

先輩インタビュー
一般学部出身
O.Rさん

  • 業務内容

    勤務地は、2022年に新設されたグループホームの「まーぶる」です。この施設は重度の障害を抱えている方が多く、食事・トイレ・入浴など、生活のほぼすべてにおいて介助が必要です。現在は9名の方が入所されていますが、近く倍の18名に増え、より忙しくなると思います。先ほどお話ししたように、仕事そのものは楽ではありません。しかし、それ以上に大きなやりがいが感じられるので、毎日がとても充実しています。

  • 福祉の道を選んだ理由

    大学3年生の時に、ゆたか福祉会での介護のアルバイトを偶然見つけたことが入職のきっかけです。大学は商学部で、福祉の世界に進むことはまったく考えていませんでしたが、実際にアルバイトとして夜勤で働いてみると、イメージとのギャップがあまりにも大きくて驚きました。正直なところ、介護の仕事にはあまり良いイメージを持っていなかったんです。「仕事は大変そうだし、職場の雰囲気も暗そうだな」と。しかし、仕事はハードであるだけではなく、大きなやりがいを感じられるもので、職員さんと利用者の皆さんのコミュニケーションもとても活発。施設全体に明るい空気が流れていました。それで「こういう場所なら、自分も職員として働いてみたい」と思い、就職活動時に改めてゆたか福祉会にエントリーし、無事に内定をいただきました。

  • キャリアアップのための目標

    現在は介護福祉士の国家資格を取得するために勉強中です。勤務時間の合間や休日を勉強に当てていますが、「働きながら勉強すること」に大きなメリットを感じています。現場を経験していると、参考書を読みながら「あ、あのことだな」とイメージしやすいんです。学べば学ぶほどに知らないことばかりだと気づかされ、それがまた勉強するモチベーションにつながります。

  • どんなことがやりがいか。

    利用者の皆さんにはそれぞれ「やりたいこと」があります。しかし障害のため、一人ではそれを実現できません。私たちはそれを実現できるよう、サポートするのが仕事です。適切な助言や提案で、やりたかったことが実現できた時は利用者さんもよろこんでくださいますし、私たちも大きなよろこびを感じます。やはり、人はやりたいことをやれるのが一番幸せだと思いますから。また、できなかったことができるようになると、成長を感じるとともにやりがいを感じます。最初は先輩に教わっても「これは絶対にできない!」と思っていたことが、今では普通にできている。そのことに気づくと「もっとうまくできるようになりたい」という欲が出てきます。

  • 過去と今での福祉の認識

    まだこの世界で働き始めたばかりの新人ですから、変化を実感するほどの経験はありませんが、大きく変わりつつあるのは確かだと思います。ただ介護をするだけでなく、何事にも自主性や提案性を持つことが大切ではないかと。私自身の話をさせていただくと、アルバイトを始める前まで福祉の仕事にあまり良いイメージを持っていませんでした。「仕事は大変そうだし、職場の雰囲気も暗そうだな」と。しかし、実際にアルバイトとして夜勤で働いてみると、イメージとのギャップがあまりにも大きくて驚きました。もちろん仕事ですから大変な時もありますが、それを補って余りあるやりがいが感じられ、職員さんと利用者の皆さんのコミュニケーションもとても活発。施設全体に明るい空気が流れていました。福祉に対して、以前の私のようなネガティブなイメージをお持ちの方は少なくないと思うので、その点については「けっこうイメージと違いますよ」と言いたいですね。

  • 求職者へのメッセージ

    福祉や介護について何も知らなかった自分が、今こうしてゆたか福祉会で働けているのは、やはりこの仕事にやりがいを感じるからです。私がこの仕事に一番大切だと思うのは「まじめ」であること。多少不器用だったり、話すことが苦手だったりしても、真正面から取り組めば必ず大きなよろこびが得られると思います。障害のある方々の暮らしを創るため、ゆたか福祉会を一緒に盛り上げていきましょう。